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2024年11月06日
東洋医学の基本概念「五行説」の「火」
今回は「火」の特性についてです。
●五行色体表の分類では「火」の性質をもつ五臓「心」・五腑「小腸」です。
「心」は血液を循環させる働き・精神活動をつかさどる働きです。
「小腸」胃で消化され食物をさらに消化させ、気や血のもととなる栄養分とカスとに分ける働きです。
●影響を受けやすい季節「夏」
夏は暑さによる体温上昇や発汗によって脱水傾向が起こるなど
心臓に負担がかかる季節です。
「心」に影響がでると「舌(舌が赤くなる)」「汗(ちょっとしたことで汗をかく)」
「面色(顔色が赤くなる)」などの症状が起こりやすくなります。
●「心」は過度の「喜」の感情によって病みやすくなります。
「心」が長く患うと
「噫(おくびやげっぷでる)」・「憂(憂うつな気分になる)」・「笑(力なく笑う)」
などの症状が現れます。
●「心」を補う食材としては「杏(あんず)」・「らっきょう」・「黍(きび₎」・「羊」
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お灸の里鍼灸院
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