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2024年10月31日
東洋医学の基本概念「五行説」の「木」
五行説は古代中国の思想で自然界に存在するすべてのものを
「木・火・土・金・水」の5つの要素に分類し
色や季節、方角など自然現象から政治、経済、医学など
生活全般に当てはめて用いられるようになりました。
★「木」の特性について
●五行色体表の分類では「木」の性質をもつ五臓は「肝」・五腑は「胆」です。
「肝」には気や血を全身にめぐらせる働き
「肝」には胆汁を蓄える、決断をつかさどる働き
●影響を受けやすい季節は「春」
春は木の芽時ともいい、のぼせやすく、精神的にイライラする傾向にあります。
婦人科系の機能も失調しやすいです。
「風」の強い時期は、「筋(筋肉がひきつる)」・「涙(涙目になる)」などの症状もおこりやすくなる。
●「肝」は過度の「怒(怒り)」の感情で病みやすい。
「呼」叫ぶように怒鳴る声になる。
「語」口はよく語り、強い口調でよくしゃべる。
病むと「目(視力が減退する・目が充血する)」
「爪(爪がもろくなる)」
「握(興奮気味に手を握りしめる)」 などの症状も起こりやすくなります。
●「肝」を補う食材 「李(すもも)」・「韮(にら)」・「麦」・「鶏」
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