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東洋医学な病気の原因 2.「外因」
「外因」は、身体の外から入ってくる要因で主に気候変化
によるものです。
この気候変化に身体が対応できないときに病が起こると考えます。
「風・寒・暑・湿・燥・火」の六つの気候変化で「六淫(りくいん)」
と言います。
現代では気候だけではなく、地域や居住環境なども含まれます。
「六淫」は口・鼻・皮膚から侵入します。
★風邪 強い風にあったり汚れた空気による病気が要因。
年間を通して出現し、ほかの病邪と一緒に身体に侵入することが多い。
症状 頭痛、発熱、鼻づまり、関節の痛みなど。
★寒邪 寒さや冷えによる病気の要因。
身体を冷やすことによって発病する。
症状 悪寒、発熱、頭痛、下痢、頻尿、身体や関節の痛み、冷え性など。
★暑邪 夏の暑さによる病気の要因。夏の盛りに起こる熱中症などのこと。
症状 高熱、赤面、大汗、口が渇く、息切れ、脱力感、倦怠感、胸腹の膨満感など。
★湿邪 高い湿度による病気の要因。体表・筋肉・関節・胃腸などの停留する湿気が害する。
症状 みぞうちのつかえ、残便感、腹部膨満感、下痢、尿量減少、身体や頭が重い
関節痛、手足の倦怠感、皮膚病など。
★燥邪 乾燥による病気の要因。津液を消耗しやすい状態。
症状 口の渇き、口・鼻・皮膚の乾燥、毛髪のぱさつき、咽の痛み
せき、たんの粘りが強くなる、乾燥便、胸痛など。
★火邪 高熱による病気の要因。
症状 高熱、不眠、鼻血、吐血、口の渇き、頭痛、尿が赤っぽい、尿がでにくい
血尿、便秘、倦怠感、血便、皮膚出血など。
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お灸の里鍼灸院
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